
【6月19日】ナガコロの主役となる石窯づくりに挑戦です!
本格的な2層式ですよ。
ナガコロで採れた野菜やハーブを使って自家製ピッツァやパンを作るのが、楽しみ〜。
さて材料は耐火レンガ120個(420キロ)、重量ブロック24個(168キロ)、
コンクリート平板3枚(120キロ)、耐火モルタル6袋(150キロ)、
セメント4袋(100キロ)、砂10袋(250キロ)、砕石(50キロ)
センプラム(60キロ)となんと総重量は、1.3トンにも....

用意する道具も大工じゃなくて左官用。
各種コテや左官ひしゃく、バケツ、トロフネ、電動攪拌機等を取り揃えました。
やる気満々!




今回は東京から岡ちゃんとsominが参加!コンビで現場監督です。
(兼作業員…)

最初の工程は、薪をくべる火床と窯部分の間に入るパネル状の焼き床作り。
アサヒキャスターCA-13Tという優れものの耐火モルタルをあらかじめ
合板パネルと垂木を使って作った型枠に流し込む作業です。
トロフネに耐火モルタルを入れ水で溶かしながら、電動攪拌機で混ぜ合わせます。
最初の工程なので少し緊張気味…。

型枠に耐火モルタルを流し込み、コテや垂木などで表面をならします。

24時間ほど、このままの状態で硬化させます。

設置場所をユンボーで軽く平らにならし、大体の寸法を決めます。
水平器を使ってある程度水平になるように注意します。

ブロックを置く部分に砕石を敷きます。

バサモルをレンガコテを使ってならしながら1段目のブロックを積む作業開始。


こんな感じ。モルタルはやや多めに使用します。
モルタル作りに取り組む岡ちゃん奥さんサッチー。

モルタル作りはやってみると案外難しい〜。
セメントと砂の配合比は1対3が基本だけど加える水の量が難しい。
混ぜたときにコテですくって、こぼれ落ちない硬さを目指しますが…
天気によって水分の調整が必要です。蕎麦打ち人のよう。

1段目のブロックを並べたら、各コーナーに鉄筋(9mm径)をさし込みます。
鉄筋は地中に10cmほどさし込み、モルタルカップでブロックの穴にモルタル
を埋め込みます。
初めての左官仕事は本当に楽しい!

1段ごとに水平&垂直もよくチェック!

3段目のブロックの溝にも鉄筋を入れるのでディスクグラインダーでカット作業。
ディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを装着するとレンガやブロックも
簡単に切断可能です。

切りこみ部分にタガネをさし込みブロックをかき取ります。

L字に曲げた鉄筋同士も結束線で結合させてより強固にします。
3段目のブロックの溝をモルタルで埋めて、土台部分の完成です!

サッチーとサッチーのお母さんが作ってくれたお弁当タイム!
最高の景色を眺めながらのおいしい食事はナガコロライフの醍醐味です。
一息ついて作業開始。


乾燥中の焼き床をはめこむため、耐火レンガをL字型にカットします。
右がキングオブパワーツールのディスクグラインダー。

ディスクグラインダーで切り込みを入れたところにタガネを差し込んで削ります。
安物の刃を買ったのが悪かったのか、1つのレンガに切り込みを入れただけで
切れ味が悪くなりカットはここまで。

土台にスペイン産の漆喰を塗るので、全面にモルタル接着増強剤を塗ります。

モルタル塗り詰め作業はなぜか岡ちゃんが得意。
土台の前面に塗り詰めでいきます。誰もが隠された才能を大放出!


レンガゴテと乾燥中の焼き床、乾き具合はどうかなぁ。

この耐火モルタルの登場によりピザ窯作りは手軽になったようです。

最初に説明したように今回作る石窯は2層式。
火床部分に耐火レンガを並べます。

全面に耐火レンガを並べたら、乾燥したままのアサヒキャスターを振りかけて
隙間を埋めます。
小諸の別荘からコスモスを植えに駆けつけてくれたサッチーの
ご両親も手伝ってくれたました。

火床の上にコの字型に耐火レンガを積んでいきます。
目地にも丹念に目地コテや素手で塗り込みます。

モルタルがどの程度硬直するのか…半信半疑の作業、結構難しかったです。

このように耐火レンガを2段積みました。
3段めには焼き床はめ込み用の耐火レンガを積むため、本日の作業はここまで。

次回は石窯作りのハイライト工程!
乾燥中の焼き床をはめ込み煙筒をレンガで加工し、ドーム状の
窯部分を作りますよ。
小屋に杉板を貼って塗る外壁工事も順調に進んでいます。
お楽しみに〜。
現場だとなかなか手が離せず呟けなかったりしますが…
ツイッターも含め応援よろしくお願いします!



